ペキニーズの最大の特徴は獅子を思わすその体型にあると思います。
体高より体長が少し長く、ずんぐりとした胴体をしています。
ライオンのたてがみのような飾り毛があるため、
ライオンドッグとも呼ばれているのです。
ペキニーズはダブルコートで、下毛は厚く、上毛は長くて硬くてまっすぐです。
耳や太ももなど身体の各所に豊かで長い飾り毛があるのです。
洋ナシのような体型で、前足は太くがっしりとしているのに対して
後足は細めになっています。
このような体型にために、ペキニーズは外観の美しさや優雅さを問うよりは
勇敢さや大胆さ、自尊心の高さなどをうかがわせる犬種になっており、
それもライオンドッグと呼ばれる所以なのだと思います。
前足を使ってローリング歩行をする姿は気品に溢れており、
皇帝を始め上流階級の方に可愛がられていた理由をうかがうことが出来るでしょう。
鼻はぺちゃっとしているのに眼はまん丸で輝きがあるので
非常に愛嬌のある顔だと言えます。
尾は背負ったようにも見え、長毛種なのですが、
シーズーなどのように飾り毛が顔にかかることはありません。
飾り毛のトリミング方法によってオリジナリティを出すことが出来るので
いろいろと試してみると良いでしょう。
前髪のように分けても良いですし、顔周りを短く刈り上げても可愛いと思います。
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ペキニーズは非常に勇敢でいつでも威風堂々とした態度を取っていることからも
ライオンを想像することが出来ます。
しかし温和で飼い主さんへの愛情もたっぷりと注いでくれるので
ペットとしては申し分ない犬種と言えます。
その一方で、独立心が強く確固たる信念を持っているという性格もあり、
頑固だとも言えます。
自分の考えを突き通そうとする姿は良く言えばマイペース、
悪く言えばワガママなのでしっかりとしつけをしなければなりません。
また、飼い主さんを独占しようとする意志が強くあり、テリトリーの所有欲もあります。
そこは飼い主さんにとっては非常に可愛らしく魅力的な一面に映るでしょう。
しかし、他人に対しては非常に冷淡で素っ気無く振舞うので
来客があった時には注意しなければなりません。
攻撃的になることはありませんが気分を害してしまう恐れはあります。
怖いもの知らずでいつでも超然とした態度を取っているので
臆病なところは全くなく、頭も非常に良いと言えます。
昔は皇族に飼われていたこともあり、このような性格が形成されたのでしょう。
猫に近いといった方がよいこの性格は犬らしくない犬という事も出来、
犬独特の性格を好む方にとっては振り回させるかも知れませんね。
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ペキニーズの毛色ですが、アルビノとレバーを除いては
全てが存在していると言われており、
主なものとしてホワイトやフォーンなどが挙げられます。
ケンネルクラブにおけるスタンダードではあらゆる色とのマーキングが許されているので
いずれの毛色でも同じ評価を得ることが出来ます。
しかし、パーティカラーの場合には均一に分布していることが条件となっているので
それは注意した方が良いでしょう。
被毛は長くまっすぐで、人間で言うとストレートヘアのような印象を受けます。
ダブルコート構造で、トップコートは粗毛、アンダーは厚くなっています。
耳と尻尾に飾り毛がありますが、
ペキニーズと同系統のシーズーなどとは違い、顔に長い毛がかかることはありません。
全身が長い毛で覆われているので冬は暖かそうに見えますが、
反対に夏は温度調節が難しくなるので
ペット用のクーラーなどで対策してやらなければなりません。
毛が粗いというのは絡まりやすいイメージがあるかも知れませんが、
ブラッシングはさほど難しくなく、サラサラとした被毛よりは簡単なものとなります。
ですが、ワキなどは歩行の度に絡まりやすくなっているので
よくブラッシングをしてやりましょう。
毛色でブラックであれば高貴な印象になりますし、
ホワイトであれば上品で優雅な印象になると思います。
一般的に飼うならパーティカラーやフォーン色が向いていると思うので
是非自分の好みのものを探してみて下さい。
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ペキニーズの起源は正確には分かっていないのですが、
その歴史は古く、中国唐の時代にはすでに存在していたと言われています。
祖先はヨーロッパの小型のスパニエルだと言われており、
シルクロードを通って中国に入ったのです。
また、チベットから献上されたという説もあり、
様々な場所で存在していたことが分かります。
高貴なものの象徴として扱われることもあるペキニーズですが、
唐の時代に王宮によって金に糸目を付けることなく大々的に繁殖が行われました。
その結果として多くのペキニーズが王族の仲間入りをし、
至れり尽くせりの生活を送ったということです。
着物の袖に入れて可愛がっていたこともあり袖犬と呼ばれることもあります。
1860年代になるとイギリスが中国皇帝の庭園を略奪するという事件が起き、
その戦利品として5頭のペキニーズが含まれていたことから
兵士たちによってイギリスへと渡ることになります。
そのうちの1頭はヴィクトリア女王の献上され、
瞬く間にイギリス人たちの心を虜にしたのです。
そこからイギリスでの繁殖が始まります。
昔は高貴な人々のみが飼うことが出来たペキニーズですが、
最近では一般化されており、一時期は入手困難なほど人気となっていました。
ですが、高貴な振る舞いは変わっておらず、未だにその人気が衰えることはありません。
シーズー
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